出産に立ち会いました
嫁が高齢出産にはいる年齢のため、出産の立ち会いを希望。陣痛促進剤と無痛分娩の麻酔を使いながら、嫁が丸三日かかって無事に子供を産みました。旦那の私はたいしたことができないのだけど、「立ち会ってくれて助かった」とのお言葉を産後に嫁からもらえました。しかしながら、もっと事前に知っておけば良かったことが多数あったので同様の事態に直面する人のために記録を残します。
男性のための情報がない
事前に何を準備したらよいかとか情報がなかなか見つからない。「パパは頑張って励ましましょう」とか「手を握って応援しましょう」とかくらいの情報しかみつからなかった。しかし、実際に立ち会ってみると色々と知っておいたり準備しておくとよいことがある
事前に知っておくとよいこと
陣痛の進み具合関連
LDR室というところに嫁が運び込まれ、そこでは2つの装置が嫁に取り付けられていました。2つとも腹の部分に装着していたようです。旦那ができるのはひたすら見守ることだけですが、この2つの装置のモニターがなんの情報を示しているのかさっぱり分からずに最初はとまどいました。iphoneで検索して調べて嫁に解説していました。嫁も装置が何なのかわからずに不安だったようです。
- 胎児心拍数基線(FHR baseline)
- 陣痛の強度を表すような数値。大事なのは「間隔」「持続時間」「強さ」。
- 陣痛が始まった当初は10分間隔くらいで、高さはいっても60-80くらいでした。その時の助産師さんいわく、出産時を100とすると3-4割くらいとのこと
- 出産直前になるとこの間隔が1分~1分半になり、強さは100超えに張り付きます。
- 徐々にグラフの山があがっていくと、嫁の苦痛がどんどんましていく感じです。このときに不真面目な感じだと怒りを買います。
- TOCO Monitor
- 胎児の心拍をみている装置。
- 下限値と上限値があり、どちらも超過し続けているとアラームが鳴ります。ちょっと超えたくらいだと助産師さんも平然としていました。
- このMonitorの値とFHRの値が連動していくと出産がもう間近という感じになるようです。
- 波形が落ち着いてほぼ平面になっている時間は胎児が寝ているとのことでした。「やる気出して!」と助産師さんがお腹に話しかけていました。
事前に用意しておくもの
同室で立ち会いをするときに持っていったほうがよかったものが色々とありました。偶然おいてあったりしたので助かったりしました。
- テニスボール・・・嫁の臀部にあてて、ぐっと押したりします。結構長時間押し続けたりするので一番体力を使いました。
- ウェットティッシュ・・・嫁の汗をぬぐいます。長期戦になると汗ばんでますが風呂とかシャワーが産後24時間はダメなので簡易にふけるものがあると嬉しいようです。
- ハンカチorミニタオル・・・突如嫁が泣き出したりします。そっと差し出す準備。
- 簡単に食べられる夜食と飲み物・・・長期戦になったときに空腹でふらふらしました。でも外に買いに行く時間もなく、病院ないは食べ物がなく。
出産直後の病室準備
出産直後は5日間ほどの入院生活になりました。そこで親族友人が数名きています。そのときにお出しするお茶やお茶うけの準備もやりました。たまたま泊まった部屋のグレードが高くなっていたので来客用のティーカップがあったのですが、なかったとしたらこれは何か用意しておく必要があったなと感じました。
産後は嫁もあまり体力がなく、病院食(すごい豪華でした)は食べられなかったので、近場のコンビニで買ってきました。人によっては食べたりないからあれこれ買ってくるといったことがあるようです。
産後にそなえて知っておいたほうがよいこと
今まさにそのフェーズにいるのですが、事前に学習しておいたほうがよかったと思う点が3つあります。偶然知ってたので何とかなっていますが、世の中の新米パパはなかなか知らないかもしれません。
- おむつの替え方、処理方法
- 新生児がかかりやすい病気
- 赤ん坊の抱きかかえ方