Windows 10 May 2020 Updateはいまのところ危険
Windows Updateをするとシステムが一時的に使えなくなることがある。マイクロソフトも万能ではなく、環境ごとのちょっとした違いで動かなくしてしまうことが多々ある。多々あるとはいっても、全世界で数%くらいだったいするので、ほとんどの人にとっては自動的にアップデートされたほうがよい。もともとWindows Updateは自動でアップデートしないように設定できていたのだけど、Windows10からは一般ユーザーは強制的にアップデートされるようになってしまっていた。
Windows Updateのせいで使えなくなる?
今回のアップデートで出ている不具合は以下。簡単にいうと「ゲームできなくなる」「ケーブル使うと画面が真っ青になる」「画面がいきなり真っ暗になる」といったことが起きる。
- RealtekのBluetooth無線ドライバを搭載するデバイスで、一度に2台以上のBluetoothデバイスに接続またはペアリングできない問題
- Conexant ISSTオーディオドライバがエラーを起こす問題
- IMEで漢字/ひらがなモードに切り替わらない問題
- Intel製内蔵GPUでDirectX 9を使用するほとんどのゲームで可変リフレッシュレートが有効にならない問題
- 特定のThunderboltドックの着脱時にブルースクリーンが起きる問題
- Surface Pro 7/Laptop 3といったAlways Connected PC対応デバイスにて、エラーや予期せぬシャットダウン/再起動が起きる問題
- GameInput Redistributableを使用する一部のアプリとゲームでマウス入力が効かなくなる問題(GameInput Redistributableはアプリ/ゲームインストール時にサイレントインストールされる場合がある)
- Windowsシステムのaksfridge.sysまたはaksdf.sysを使用するアプリおよびドライバに非互換性の問題があり、May 2020 Updateのインストールに失敗するか、アップデート適用後に起動に失敗する症状
- NVIDIAが提供するディスプレイドライバを使用し、バージョンが「358.00」以下のデバイスにおいて、ブルースクリーンやそのほかの不具合を起こすといった問題
引用元:https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1255346.html
これらはいずれ解決されるので、あちこちの犠牲(人柱と僕らはいう)がでることで、徐々に解決されていく。いまのマイクロソフトは対応が早いので2-3週間ほどで直るはずだ。
強制アップデートを防ぐ方法
Windows UpdateはWindows10から強制的にアップデートされるようになってしまっている。これはWindows XP等でアップデートされなかったために全世界的な障害を引き起こしてしまう事件が起きたりしたからだ。(悪意ある人による犯行ですが)マイクロソフトにも責任があるといわれてしまっていたので、もう完全に強制としてしまった感じ。いくつかあった抜け穴も徐々にふさがれていったのでした。
しかし、このアップデートのタイミングで防ぐ方法が提供されていることに気づきました。いつの間にという感じですが、止められるので止めましょう。
設定手順
- 「Windows キー+Q」を押し、「update」と入力
- Windows Updateの設定画面がでてくるので、「更新をさらに7日間一時停止」を押す
たったこれだけで、7日間の延期ができます。このキーは何度も押すことができ、1回押すごとに7日間延期可能です。私はひとまず2週間延期するために2回押しました。