はるかの休日

猫とともに暮らすインフラ技術者が技術と猫と雑記を記録します。

日常

Paypalはメールアドレスなしでも利用できる

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Paypalからアカウント登録完了の連絡がきた

ある日突然Paypalから「谷野」さんという名前でアカウント登録が完了したメールがやってきた。当然、私は登録などしていない。どうやらこの方は「愛知県, 名古屋市西区枇杷島」にお住いの方らしい。メールアドレスを間違えたか、自分のメールアドレスを使いたくないかのどちらかの理由があったのだと思い、Paypalに問い合わせようとした。しかし、Paypalには問い合わせ先が存在しない。正確にいうとアカウントを作らないと問い合わせができない。

いつもの手でまずパスワードリセットを試みるが失敗

この手の勝手な登録を何度も経験しているので、パスワードリセットを試してみることにした。しかし、結論から言うとパスワードリセットは失敗に終わった。

この画面が出てしまい、パスワードリセットに失敗。Paypalは「端末認証」というものができるようで、一定期間はこの端末情報で認証できるらしい。しかし、メールアドレスの確認をしない状態で端末認証を維持できてしまうのだから、メールアドレスを確認する意味がない。

問い合わせ先を探すが、有料で電話をかけろという指示しかない

SMSメッセージ、電話といった問い合わせ方法が提示されているが、どちらもログインしないとできない。こちらは第三者がアカウントを勝手に作っており、しかもパスワードリセットもできない状態である。その状態でどうやってログインできるというのだろうか?「ゲストユーザーとして連絡できます」という連絡先があったが、携帯電話からかけると全部有料になる。

調べていたら谷野さんは買い物を始めた

調べていたら次のメールが到着した。「Natural Groupへの¥4,270 JPYのお支払いが完了しました」とある。4270円の買い物を谷野さんがしたらしい。買い物をしたということはカード登録もできたのだろう。私が使用しているメールアドレスで誰かがカード登録して買い物をした。もしおかしなモノを買っていて捜査の手が伸びてきたら私のところに警官がやってくる。谷野さんに早く解決してもらわないといけない。

service-jp@paypal.comに問い合わせしてみた

電話は有料、メールアドレスはない。しかたないのでservice-jp@paypal.comに問い合わせを投げてみた。どうせ無視されると思ったら返事がきた。

平素よりPayPalをご利用いただきありがとうございます。
今回、お客様の取引、アカウント等に関して弊社のシステムから自動的に送信されたメールに直接返信いただきましたが、自動メールの発信元のこのアドレスにメールをお送りいただきますと、回答ができません。
たいへんお手数で恐縮ですが、お問い合わせは以下のようにお送りいただきますようお願いいたします。

1. PayPalサイトのトップページを開きログインします。
2. ページ下部の[お問い合わせ]をクリックします。
3. 「メールを送る」の下の [PayPal に送信] をクリックします。
4. 表示された画面上のガイドにしたがい、問い合わせをお送りください。

なお、PayPalアカウントをお持ちでないお客様の場合は、PayPalアカウントを作成していただき、再度メールをお送りいただくかあるいは、以下の電話番号よりカスタマーサービスまでご連絡いただきますようお願いいたします。
0120-271-888
03-6739-7360(携帯電話と海外からはこちら ※通話料がかかります)

営業時間 9:00~18:00(土日休)

PayPalサイトの各ページには、上部に[ヘルプ] へのリンクがあり、お客様よりのよく ある質問に対する回答が記載されています。多くのご質問に対する答えがここに見つかりますのでご活用いただければと思います。
今後ともPayPalをよろしくお願いいたします。

木で鼻を括る対応とはこのことである。「03-6739-7360(携帯電話と海外からはこちら ※通話料がかかります)」との記載から、Paypalの不手際に対してこちらがお金を支払えといっている。なんともひどい話だ。すぐさまクレームのメールを出したが、当然返事はない。

さらに満足度調査のメールまでやってきた

新規アカウント登録者にいつもだしているのであろう満足度調査のメールがやってきた。

谷野 xx 様、

優れたサービスをご提供させていただくという活動の一環として、ペイパルの情報依頼プロセスについて、お客様のご意見をお伺いしております。

当然、すべての評価を最低にし、クレームをいれた。1週間たっても返事がないのでよくあることなのだろう。

Paypalを使うのにメールは不要

Paypalはどうやっても解除できず、防止もできなかった。せめて、こういった被害にあったことをブログ記事にしておき、谷野さんが何かおかしなものを買って警察がやってきたときのための備えとしたい。決済系のサービスでここまでひどいところはなかなかない。Paypalが日本で全く流行らない理由はこういうところなのだと納得した。

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